職業訓練指導員講習
職業訓練指導員講習とは
一定の資格を有する技能者で職業訓練指導員免許の取得を希望する方に、職業能力開発促進法に基づいて職業訓練指導員に必要な指導方法等に関する能力を付与するために6日間(48時間)行う講習です。 この講習修了証書の交付を受けた方は、住所地の都道府県主管課(千葉県の場合は商工労働部産業人材課)に申請にすることにより職業訓練指導員免許証が交付されます。
講習内容及び時間数
講習科目 | 内容 | 時間数 |
---|---|---|
職業訓練原理 | 職業訓練の沿革、職業能力開発を巡る現状、職業訓練の目的、職業訓練指導員の役割と求められる資質 | 4 |
教科指導法 | 訓練計画、訓練実施計画、指導環境の準備、指導の進め方、教材の活用、指導方法の工夫、訓練評価、入校選考 | 16 |
労働安全衛生 | 安全衛生の意義、統計からみる安全衛生の実態、労働災害発生状況を示す指標、災害原因と防止対策、安全衛生管理体制とその業務、安全衛生教育の必要性、労働安全衛生マネジメントシステム及びリスクアセスメント、職業訓練における安全衛生指導、労働と健康、労働衛生管理 | 3 |
訓練生の心理 | 訓練生の理解と支援の必要性、職業発達・職業選択での訓練生の心理に関する理論、訓練生の理解、多様な訓練生の心理と支援、技能習得の心理 | 7 |
生活指導 | 生活指導の目的、生活指導の範囲、生活指導の方法 | 6 |
関係法規 | 職業能力開発促進法、職業安定法、労働施策の総合的な推進並びに労働者の雇用の安定及び職業生活の充実等に関する法律、雇用保険法、職業訓練の実施等による特定求職者の就職の支援に関する法律(求職者支援法)、労働基準関係法 | 4 |
事例研究 | 作業分解、指導案、訓練実施計画、指導記録等の事例研究 | 6 |
確認テスト | 2 |
受講資格及び必要書類
当該職種について、次の区分に該当している方で、かつ必要な実務経験年数を満たしている方が受講できます
区分 | 実務経験 年数 |
必要書類 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
卒業証書(写) 修了証書(写) |
履修証明書 | 特別履修証明書 | 技能照査(写) | 技能検定 合格証書(写) |
職歴証明書 | |||
一級・単一等級技能検定合格者 (該当職種は対応表をご覧ください。) |
– | – | – | – | – | ○ | – | |
大 学 卒(免許職種に関する科目履修) | 2 | ○ | ○ | ○ | – | – | ○ | |
短大・高専卒(免許職種に関する科目履修) | 4 | ○ | ○ | ○ | – | – | ○ | |
高 校 卒(免許職種に関する科目履修) | 7 | ○ | ○ | ○ | – | – | ○ | |
訓練校 | 応用課程の高度職業訓練で技能照査合格者 | 1 | ○ | – | – | ○ | – | 〇 |
専門課程の高度職業訓練で技能照査合格者 | 3 | ○ | – | – | ○ | – | ○ | |
専門課程の高度職業訓練修了者(規則別表第六に定めるもの) | 4 | ○ | – | – | – | – | ○ | |
普通課程の普通職業訓練で技能照査合格者 | 6 | ○ | – | – | ○ | – | ○ | |
普通課程の普通職業訓練修了者(規則別表第二に定めるもの) | 7 | ○ | – | – | – | – | ○ | |
短期課程の普通職業訓練修了者(700時間以上、規則別表第四に定めるもの) | 10 | ○ | – | – | – | – | ○ | |
専修訓練課程の普通職業訓練修了者 | 10 | ○ | – | – | – | – | ○ |
- 一級・単一等級技能検定合格者は、その合格している技能検定職種によって受講できるものとできないものがあります。該当職種については対応表をご覧ください。
- 旧法の訓練修了者の詳細については、当協会へお問い合せください。
- 大学・短大・高専・高校卒業した方は履修証明書と併せて特別履修証明書が必要です。
特別履修証明書は、職業能力開発促進法(別表11)に掲げる科目と卒業・修了した教育機関での履修科目が一致するかを審査する書類です。卒業・修了した教育機関から証明書への記入、捺印を受ける必要があるので、該当する方はお早めに当協会へご連絡下さい。
その他受講できない方
次の各項に該当する者は、職業訓練指導員免許を取得することができないため、受講できません。
- 精神の機能の障害により職業訓練指導員の業務を適正に行うに当たって必要な認知、判断及び意思疎通を適切に行うことができない者
- 禁錮以上の刑に処せられた者
- 職業訓練指導員免許の取消しを受け、当該取消しの日から2年を経過しない者
講習日程・会場
区分 | 日程 |
---|---|
申込受付期間 | 令和6年8月13日(火)~8月23日(金) |
講習期間 | 令和6年10月9日(水)・10日(木)・16日(水)・17日(木)・23日(水)・24日(木) |
会場 | ちば仕事プラザ |
定員 | 36名 ※ |
(注)先着順に受付し、定員になり次第締め切ります。
受講申込み方法
申請受付は郵送のみです。窓口での受付は致しませんのでご注意ください。
申請書類は下記「受講申し込みに必要な書類」からダウンロードし印刷いただくか、または、総務企画課(043-296-1150)までお問い合わせください。
①受講資格確認 ・技能検定1級・単一等級合格者以外の方は、7月中旬までに当協会へ電話連絡してください。
⇓
②受講申請 ・申請に必要な書類を郵送してください。
(注)必ず受付期間内に郵送してください。
受付締切日までの消印有効となります。
⇓
③書類審査 ・申請書類の内容について、電話で確認させていただく場合があります。
⇓
④請求書受領・受講料等入金
・受講料・テキスト代の請求書を送付いたします。
・請求書に記載された入金日までに必ず入金してください。
・期日までに入金がない場合は、申請受付は無効となります。
➤➤➤ 詳しくは、こちらの「職業訓練指導員講習のご案内(PDF)」
「申請から受講までの流れ(PDF)」をご覧ください。
受講申し込みに必要な書類
- 受講申請書(PDF)
- 履歴(職歴証明)書(PDF) ※一級及び単一等級技能士の方は不要
- 受講資格を証明する書類(受講資格一覧表参照)
- 写真(2.4cm×3cm)1枚(6ヶ月以内に撮影した正面脱帽上半身像)
※記入例 受講申請書・履歴(職歴証明)書(PDF)
受講料
協会会員 11,000円(税込)
一 般 13,000円(税込)
※一度納入された受講料とテキスト代は、理由の如何を問わず返還できませんので、ご了承ください。
テキスト代
4,620円(税込)
テキスト:12訂版 職業訓練における指導の理論と実際
発 行 者 :一般財団法人 職業訓練教材研究会
職業訓練指導員免許職種(詳細はこちら)技能検定職種と指導員免許職種の対応表(詳細はこちら)
お問合せ先
- 総務企画課
- 043-296-1150